先日は今年の冬に持っておきたいコートについて特集しました。
今日はどうしても買いたいニットについて特集したいと思います。
といっても、目新しいものではなく定番アイテムです。
これだけは押さえておきたいアイテムです!
ノルディック柄セーター
ノルディック柄セーターは、主に北欧地域で発展しました。その起源は中世に遡り、特にアイスランド、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドなどの寒冷地域で、暖かさと機能性を重視したデザインが生まれました。伝統的なノルディック柄は、地元の文化や自然環境に影響を受け、独自のパターンと色彩を持っています。
特徴
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ジオメトリックなパターン
- ノルディック柄は、しばしばジオメトリックなパターンで知られています。これにはダイヤモンド、ケーブル、星、動植物のモチーフなどが含まれます。
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出典:ZOZOTOWN
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暖かさと耐久性
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寒冷地域に住む人々のニーズに応えるため、ノルディック柄セーターは通常、ウールやアルパカなどの暖かい素材で作られています。また、丈夫で長持ちするのも特徴の一つです。
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トラディショナルな色使い
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伝統的なノルディック柄は、自然の色に基づいています。赤、白、青、緑などのシンプルで美しい色彩が用いられ、地元の伝統や風景を反映しています。
オススメコーディネート
ノルディック柄セーターは温かくて個性的なアイテムであり、様々なスタイルに合わせることができます。
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カジュアルなデイリールック
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レイヤードスタイル
モノトーンコーデ
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- ノルディック柄セーターがカラフルな場合、他のアイテムはモノトーンでまとめるのもおしゃれな選択です。
- ブラックやグレーのパンツ、ブーツなどを合わせ、柄物とシンプルなアイテムのバランスをとりましょう。
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アウトドアスタイル
小物アイテムにも相性抜群
手袋
- ノルディック柄の手袋やミトンもおしゃれな選択です。セーターと同じ柄や色を選んで統一感を持たせるか、対照的な色を選んで遊び心をプラスすると良いでしょう。
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靴下
- ブーツや靴を履くときに、ノルディック柄のソックスやレッグウォーマーをチョイスすると、足元にアクセントが加わります。特にロングブーツとの相性が良いです。
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フェアアイルニット
フェアアイルに関してはこちらの記事を見ることができます。
アランニット
アランニットは、アイルランド発祥の伝統的な編み物のスタイルで、その歴史と特徴には興味深い要素が含まれています。
歴史
アランニットはアイルランドのアラン諸島(Aran Islands)で発展しました。この編み物の歴史は古く、19世紀から20世紀初頭にかけてさかんに行われていました。この地域は荒涼とした自然環境にあり、アラン諸島の漁師や農民たちは寒冷な気候に耐えるために、丈夫で暖かいセーターを必要としていました。アランニットはそのような要求に応えるために生まれ、その後アイルランドの伝統的な編み物として根付きました。
特徴
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ケーブル模様
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アランニットの最も顕著な特徴の一つは、ケーブル模様です。ケーブル模様は、セーターの表面に交差する模様や縄状のデザインを作り出します。これらの模様は、漁網や網目など、漁業や生計を維持するためのシンボルとされています。
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トリニティステッチ
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トリニティステッチは、アランニットによく見られる別の編み模様です。これは3つの葉が連なったクローバーのような模様です。
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厚手で暖かいウール素材
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アランニットのセーターは通常、丈夫で保温性が高いウール素材で作られています。これは、寒冷な気候に耐えるための必要条件であり、アランニットが寒冷地域で人気を博している理由の一つです。
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プルオーバーやカーディガンスタイル
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アランニットは一般的に、プルオーバーやカーディガンの形状でデザインされています。これにより、着脱が容易で、様々なスタイルに合わせやすくなっています。
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ガンジーニット
ガンジーニットは、19世紀から20世紀初頭にかけて、主にイギリスの漁村で漁師たちによって着用されていた伝統的な編み物のスタイルです。以下に、ガンジーニットの歴史と特徴を紹介します。
歴史
ガンジーニットの起源は主にイギリス、特にスコットランドとイングランドの漁村にあります。これらの地域では、厳しい気象条件や激しい漁業活動に対抗するために、漁師たちが特有のスタイルのセーターを必要としていました。これがガンジーニットの誕生となります。ガンジーセーターは、漁師の日常生活に適した機能性と丈夫さを備えています。
特徴
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密な編み地
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ガンジーニットは一般的に密に編まれており、風や寒さから保護するために作られています。編み地が密であるため、風が通りにくく保温性が高いのが特徴です。
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ケーブル模様と模様のディテール
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ガンジーセーターには、ケーブル模様やアラン模様のような複雑なデザインが見られます。これらの模様は個々の漁師や漁村ごとに独自のものがあり、しばしば地域や家族の伝統を反映しています。
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高い耐久性
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ガンジーセーターは厚手のウールやコットンなどで作られ、その丈夫な素材と編地の密度によって、漁業作業中の引っ掛かりやすい状況にも耐えられるようになっています。これにより、長期間着用することができます。
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クルーネックや立ち襟
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ガンジーセーターは通常、クルーネック(丸首)や立ち襟のデザインを持っています。これにより、首元を保護し寒風から守ります。
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象徴的な模様
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各ガンジーセーターには独自の模様が編みこまれており、これらは漁村や家族の象徴として機能していました。模様には幸運や安全を祈願する意味合いも含まれています。
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手作りの伝統
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ガンジーセーターはしばしば手作りであり、地元の編み手たちが独自の技術とデザインを駆使して制作していました。これにより、地域ごとに異なるスタイルと特徴が生まれました。
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ガンジーニットとアランニットの違いは?
ガンジーセーターとアランニットは、どちらも伝統的な編み物のスタイルで、イギリスやアイルランドの漁師たちによって着用されていた歴史的なセーターですが、それぞれ異なる歴史や特徴を持っています。以下に、ガンジーセーターとアランニットの主な違いを示します。
ガンジーセーター
起源と地域
ガンジーセーターは、主にイギリスの北東部、特にスコットランドとイングランドの漁村で生まれました。ガンジーセーターは、漁師たちが厳しい海の環境での仕事に適しているように設計されました。
デザインと模様
ガンジーセーターは、密な編み地とケーブル模様が特徴です。ケーブル模様は、特に漁網やロープのような形状を模倣しており、これが漁業活動に関連するデザインとなっています。ガンジーセーターには、漁師の地域や家族によって異なる模様が組み込まれています。
首元のデザイン
ガンジーセーターは、一般的にクルーネック(丸首)や立ち襟のデザインが多いです。これは風から首元を守り、保温性を高める役割を果たしています。
アランニット
起源と地域
アランニットはアイルランドのアラン諸島で発展しました。アラン諸島はアイルランドの西岸に位置しており、厳しい気象条件に直面する住民たちにとって、丈夫で暖かいセーターが必要でした。
デザインと模様
アランニットも密な編み地を持っていますが、主な特徴はケーブル模様やトリニティステッチなどの複雑な編み模様です。これらの模様は、アラン諸島の文化や自然環境からインスパイアを受け、セーターに組み込まれています。
首元のデザイン
アランニットも一般的にクルーネックや立ち襟のデザインが見られます。風や寒さから身体を保護する機能が重視されています。
共通点
どちらのセーターも寒冷な気候に適した素材で作られ、密な編み地と独自の模様が特徴です。また、伝統的には手作りであり、家族や地域ごとに異なるデザインがあります。
総じて、ガンジーセーターとアランニットは異なる地域で異なる文化的背景に基づいて発展しましたが、どちらもその独自性と伝統的な美しさにより、現代のファッションでも愛されています。
まとめ
冬の寒さを楽しみながら、ファッションのアクセントとして活躍するニットアイテム。ガンジーセーターやアランニット、ノルディック柄セーター、フェアアイルセーターなど、それぞれが独自の歴史とデザインを持ちながら、温もりとスタイルを提供してくれます。この冬、心地よいニットでファッショナブルに寒さを楽しんでみてはいかがでしょうか
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